最近はアウトドアブームで、キャンプやバーベキューに行く人が増加していますよね。
キャンプ用品専門店に行って、テントや寝袋、バーベキュー用品を見るのも楽しいですよね。
自然に囲まれて過ごすのはとても気持ちいいですが、嫌なことがあるといえば、
虫が多いことではないでしょうか。
キャンプグッズやバーベキューの用意はしっかりしていても、意外と見落としがちなのが虫対策です。
しかも、忘れてしまったら、キャンプ場に売店があったとしても、
売ってなくてえらい目にあうのも、虫対策グッズです。
今回は、キャンプ初心者がまず覚えておいたほうがいい、
アウトドアでの服装や虫対策についてお話していきましょう。
アブ・ブヨ対策の基本!刺されないための理想的な服装は?
山の中のキャン場でキャンプやバーベキューをするなら、夏でも長袖・長ズボンが必須です。
ズボンは、下から虫が入り込んだりしないように、裾が締まっているものを選びましょう。
サンダルで過ごそうと思いがちですが、靴下をしっかりはいてスニーカーで行くようにしましょう。
アブってどんな虫?
アブとブヨについて簡単に説明をしていきましょう。
まずアブですが、蜂やハエに似ていますが、蜂の仲間ではありません。
アブに刺されて腫れたという人がいますが、アブは刺したりしません。
もっと怖いことをされてしまいます。
人の皮膚をかみ切るのです。
これを知った時、背筋がゾゾっとしてしまいました。
アブのオスは攻撃してきませんが、メスが攻撃してくるのも特徴の一つです。
噛まれたときに、痛みが走りアブの唾液にアレルギー反応した場合、腫れたり化膿したりします。
アブがいる場所は水辺が多く、きれいな水が流れているところは特に注意が必要です。
ブヨ(ブユ・ブト)ってどんな虫?
次にブヨですが、コバエに似ています。
ブヨは地域によって、ブユやブトと呼ばれることもあります。
ブヨもアブと同じく、刺すのではなく皮膚をかみ切ります。
ブヨが活発に動く時期は3月から9月で、寒い時期は活動をしませんが、一年中生息しています。
基本的に夜行性なので昼間はあまり活動をしませんが、暗いと行動をするので、
曇り空や雨の日は、昼間でも活発に動いていると思ったほうがいいでしょう。
山の水辺にいるので、住宅地で見かけることはまずありません。
ブヨは集団で動くので、ブヨの集団の中に入り込んでしまったら、
あっという間に数か所噛まれてしまうので注意が必要です。
アブもブヨも、森や登山、キャンプやバーベキューをするところには、
いると思って対策をしていくことが大事です。
ブヨの集団の中に入ってしまい、大量にかまれてしまうと命に係わることがあります。
体調に変化があり、「あれ、おかしいな」と思ったら、すぐに救急病院にいくようにしましょう。
しまった!アブ・ブヨに刺されたときに跡を残さない対処法とは?
しっかり準備をしていても、やられてしまったときの対処法も覚えておきましょう。
噛まれた!!と思ったら、患部をあたたかいお湯で流しましょう。
アブとブヨの毒は熱に弱いので、温めてお湯で流して、毒をしっかり落とすことが大事です。
すぐに洗えない場合は、カイロや温めたタオルで患部を抑えるようにしましょう。
これは、噛まれてすぐになら有効ですが、帰ってから噛まれたことに気が付いた場合は、
温めると悪化する可能性があるので、温めないほうがいいでしょう。
キャンプ用品専門店では、アブ・ブヨ対策グッズとしてポイズンリムーバーというものが売られています。
注射器のような形のもので、毒を吸い出す機能があります。
これは、あくまで応急処置グッズですので、過信せずに病院で診てもらいましょう。
アブやブヨに噛まれるのを予防するグッズも発売されています。
ドラックストアに行くと、蚊やハエ用以外に、アブ・ブヨ用の殺虫スプレーが売られています。
他にも、体に吹き付ける虫よけスプレーも持っていき、
汗をかいたらこまめに虫よけスプレーをすることも大事です。
アブやブヨは暖かいところによってきます。
そして、汗に反応します。
汗もこまめに吹くようにしましょう。
まとめ
アブとブヨについてお話しました。
刺されてからの対処方も、知っているのと知らないとでは大違いですよね。
刺されないように準備も万全にして、楽しいレジャーにしてくださいね!