知ってた?ペットボトルとキャップを別に回収するのはなぜ?

青空とペットボトル 生活・マナー

近年、旅行先だけでなく、家庭でもペットボトル飲料を常備していませんか?

昔は、紙パックが多かったと思いますが、ペットボトル飲料はコップを使わずに手軽に飲めて、
保存も効くので、今の時代には欠かせないものになっていますよね。

一週間で、家にあるペットボトル用のごみ箱がいっぱいになってしまうほど、
毎日ペットボトル飲料を飲んでいます。

そんな、大量のペットボトルはどのように処分されているのでしょうか。

 

あなたの地域では、ペットボトルの分別はどのようになっていますか。

ペットボトルからラベルを剥がさないといけない、
ペットボトルとキャップは別々に回収しなければいけないなど、地域によって決まりがあると思います。

キャップはリサイクルに出す地域もありますが、燃えるゴミに含まれる地域もあります。
自分の地域は、どのような分別になっているのか確認しましょう。

ペットボトルとキャップの表示マーク

分別してペットボトルを捨てる

そもそも、ペットボトルとキャップ、どちらもリサイクル可能だとしたら
別々に分けなくてもいいじゃん!と思ったりしたことありませんか?

実は、ペットボトル本体とキャップは、プラスチック製品ではありますが、種類が違います。

ぺットボトル本体の識別表示マークは「PET」、キャップやラベルは「プラ」の表示マークですよね。

材質が違うというこ とは、リサイクルの方法は異なります。
一緒に回収されれば、集めた先で誰かが大量のペットボトルを仕分けしていることになります。

そうすると、リサイクルに時間がかかり、作業員の負担が多くなってしまいます。
そのことを頭に入れるだけで、面倒な分別も、しなくてはいけないと思えますよね。

 

まず、ペットボトル本体は、リサイクルされてどのような製品になるのでしょう。

リサイクル会社によって、製品は異なるようですが、
回収されたペットボトルを細かく砕いてフレーク状にし、再度新しいペットボトルに生まれ変わる場合と、
下敷きやファイルなどの文房具や、繊維状に加工することで、スーツなどの衣類にも生まれ変わります。

ペットボトルってとても優秀ですよね!

では、キャップはどのようなものに生まれ変わるのでしょうか。

ペットボトルキャップがワクチンになるまでの仕組み!

ワクチンの跡がある赤ちゃんの腕

エコキャップ運動という言葉を聞いたことがありませんか?
ペットボトルのキャップを集めて、世界中の子供へワクチンを届けようという活動です。

日本では、生後2か月ごろから予防注射が始まり、
はしか、結核、脳炎などの感染症にかからないような取り組みをしています。

しかし、世界の開発途上国では、ワクチンを接種できない国が多く、
多くの子供たちが感染症により命を落としています。

そのような背景から、JCVというNPO法人が、
集めた寄付金をワクチンに変えて、世界中に届けているそうです。

 

では、どのような仕組みでキャップがワクチンに変わるのでしょうか。

 

まず、集められたペットボトルキャップを、回収業者へ届けます。
回収業者は、キャップをリサイクルし、新たな製品として売られます。

その売上が、JCVへの寄付金となり、JCVはユニセフと連携しワクチンを発注。

製造されたワクチンは、冷凍で支援国へ届けられ、
子供たちへワクチンを接種することが可能となっています。

ワクチンは種類によって価格が違いますが、安価なもので、約20円で作ることができるそうです。

 

今まで、キャップを捨てていたのがもったいなく感じますよね。
学校や職場でキャップを集めることで、誰かの役に立つことができます。

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また、リサイクルされた商品を購入することで、ワクチンを作ることができます。
そのような商品を見つけたら、積極的に購入したいですね!

課題も多い!?ペットボトルキャップのリサイクル方法が抱える問題とは?

集めたペットボトルキャップ

上記の話を聞いて、キャップをたくさん集めないと!
と思い、ペットボトル以外のキャップを混ぜてしまう人が多いようです。

JCVが回収しているのは、あくまで「ペットボトル飲料のキャップ」のみです。

ペットボトル飲料のキャップは、良質なポリプロピレンという材質で、
リサイクルしやすいものになっています。

醤油やドレッシング、マヨネーズなどのキャップも同じだと思い、
ペットボトルキャップと混ぜてはいけません。

調味料や化粧品などのキャップは不純物が多く、混ぜて回収されてしまうと、
安い価格で引き取られ、ワクチンの寄付金も少なくなってしまいます。

また、キャップに応募シールがついていたり、
工作で使用して、ペンキや接着剤など汚れが付いたものもリサイクルできません。

せっかくたくさん集めたのに、引き取ってもらえないのは残念ですよね。
あらかじめ分別の際に注意しておきましょう。

最後に

ペットボトルとキャップのリサイクルについてお話しました。
たくさんの寄付金を集めて、たくさんのワクチンが届くといいですね!

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