秋を代表する花、コスモス。
漢字では、秋の桜と書いてコスモスと呼びますよね。
コスモスの見ごろは、9月から11月です。
コスモスは朝顔などとは違い、日中だけでなく、夜もきれいに咲いています。
近所ではコスモス祭りがあり、夜はライトアップされると、また違ってとてもきれいです。
コスモスは自分でも育てやすく、適度に水と肥料をやり、日光に当たっていればぐんぐん育ちます。
花もちも良く、長い期間楽しむことができます。
学生時代、帰り道にコスモスが咲いていると、一本取っては、
「すき、きらい、すき、きらい…」と花びらを1枚ずつちぎって、恋占いをしませんでしたか?
そんな美しくてはかないコスモスですが、どのような花言葉があるのでしょうか。
コスモス自体の花言葉は○○!色ごとに別の意味を持っている!?
日本では、秋桜と言い、秋の季語にもなっていますが、コスモスが日本に来たのは明治のころです。
本来は、ラテン語の「cosmos」が由来とされていて、
ラテン語でcosmosは、美しい、宇宙、秩序という意味を持っています。
コスモスの色の種類はたくさんあり、その色ごとに花言葉の意味が変わってきます。
コスモス自体の花言葉は、「乙女の真心」「調和」「謙虚」です。
日本だけでなく、西洋でも、「調和」「美しい」「平和」等の花言葉を持ちます。
繊細で美しく、きれいにまとまって咲いているコスモスにピッタリの花言葉ですよね。
また、花の色ごとに違う花言葉を持っています。
白いコスモス
「優美・美麗・純潔」という意味があります。
やはり、白というのは本来の美しさを強調しますよね。
純白のコスモスもきれいですよね。
黄色のコスモス
「自然美・幼い恋心・野性的な美しさ」
黄色のコスモスは、品種改良によって生み出された色になります。
でも、黄色は自然で美しい色に見えるとは面白いですね!
ピンクのコスモス
「乙女の純潔」
やはり、淡いピンクは恋する乙女の色ですね。
赤いコスモス
「乙女の愛情・調和」
赤になると、情熱や愛情が強く協調されますね。
淡い恋心が強くなると、ピンクから赤に変わるイメージでしょうか。
黒いコスモス
「恋の終わり・恋の思い出」
黒はやはり悲しいイメージに変わってしまいますね。
野生の黒いコスモスは絶滅したと言われており、その影響も花言葉に反映されているのでしょうか。
チョコレートコスモスともいわれ、実際にチョコの香りがするとか。
色と香りでも楽しめるコスモスですね。
このように、コスモスは色によって花言葉が変わります。
特に、プレゼントするときは意識してみてはいかがでしょうか。
コスモスは切り花にしてしまうと、花もちが良くないため、鉢植えでプレゼントするのがおすすめです。
このコスモスは何色?花言葉から推測するミスチル「花言葉」のコスモス
コスモスと花言葉と聞くと、ミスチルを思い出してしまいますよね。
ミスチルの曲で「花言葉」という歌があります。
この歌のコスモスは、どの色のコスモスを想像しますか?
歌いだしは「コスモスの花言葉に揺れながら」から始まります。
ピンクや赤のコスモスのように、恋心を想像して歌っているのかな~と思いきや、メロディーもどこか悲しげ。
「哀れみと背伸びで告げられた別れ」
「頭からつま先まで 後悔しどうし」
コスモスが咲く前の夏に、彼は後悔するほどの何かをしてしまったのでしょうか。
最後には、
「さようなら さようなら」
これはまさに失恋ソングですよね。
コスモス自体の花言葉の中に、「乙女の真心」がありますね。
彼女の真実の心は揺れ動いていたけど、コスモスの咲く季節に別れてしまったのでしょうか。
想像にはなりますが、このコスモスの色は黒色。
「恋の終わり」という花言葉にピッタリではないでしょうか。