秋の七草が見ごろになる時期はいつ?由来や覚え方も!

クズの花 季節の行事

秋の七草をご存じでしょうか?
それって、春の七草の間違えじゃない?と思われる方も多いと思います。

そもそも春の七草は、1月7日に7種類の草を入れたお粥を食べて
健康や長寿を祈願するものですね。

しかし、秋の七草は食べるものではなく、観賞して楽しむ秋の7つの草花です。

秋の七草の見ごろは9月ごろからかなと思いきや、実は6月から11月です。
はっ!?夏じゃないか!と思われた方もいるのではないでしょうか。

今でこそ、7月、8月は夏の真っただ中ですが、旧暦では、7月~9月は秋だったんです。
ですので、この時期に見ごろを迎える花々も、秋の花と言われていたんですね。

秋の七草の由来は万葉集!?

「秋の七草」の由来は、万葉集からきていると言われています。
新時代の「令和」もこの万葉集からきていますね。

万葉集とは、日本に現存する歌集の中で最も古いものです。
万葉集の特徴は、天皇から一般庶民まで、様々な人たちの和歌が詰まっています。

今では、身分など関係のない時代ですが、当時の世の中で身分を問わない歌集はとても珍しいものでした。

秋の七草は、「山上憶良」が、初秋の9月に咲く美しい草花をみて歌ったものからきていると言われています。

 

その歌は、

「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり)かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」

「萩の花 尾花葛花(くずはな) なでしこの花 おみなえし また 藤袴(ふじばかま) 朝顔の花」

 

意味は特に難しいものではなく、秋に咲いている花を指折り数えると、7種類の花があり、

その花は、「おぎ」「ススキ」「くず」「なでしこ」「おみなえし」「ふじばかま」「ききょう」
であると歌っています。

この歌は当初、特に目立つこともなく、ただの一般の歌とされていました。
ところが、万葉学者の第一人者である「伊藤博」によって、この歌が有名になったと言われています。

山上億良がこの歌を歌ったときは71歳。

歌にある言葉は、子供に呼びかける時の俗称があることから、
野原で草花をちぎって遊んでいる子供たちに、草花の名前を教えながら
秋の草花を指折り数えているお爺さんのほんわかするエピソードだそうです。

意味を知るとなんだか心がなごみますよね。
これがきっかけで秋の七草が現代にまで知れ渡るなんて、山上億良も思ってもいない事でしょう。

秋の七草と称される花の種類

夕日で光るススキ

 

  1. 萩(はぎ)

7月から9月頃に咲きます。
萩の花が小豆の形に似ているので、秋のお彼岸の時期は、「おはぎ」といいますよね!

 

  1. 尾花(おばな)

お月見におなじみのススキの別名です。
見ごろは8月から10月頃です。

 

  1. 葛(くず)

花が咲くのは8月~9月ごろ。
葛は花よりも、根っこを粉にしたくず粉が有名ですね。

 

  1. 女郎花(おみなえし)

現代では聞いたことがないお花ですよね!
名前の意味は、美女を圧倒する美しさ。菜の花に似ている小さくて黄色い花です。

女郎花の見ごろは、7月から10月頃です。

 

  1. 藤袴(ふじばかま)

見ごろは、8月から10月ごろです。

花の特徴は、形が袴で色が藤色であることから名前が付きました。
小さい花がまとまって咲いており、とてもかわいいです。

 

  1. 撫子(なでしこ)

見ごろは、6月から11月です。

やまとなでしこの由来になったお花です。
カーネーションに似てかわいいですよね!

 

  1. 桔梗(ききょう)

見ごろは、6月から9月ごろ。

歌では朝顔とありますが、現代では桔梗ではないかと言われています。
時代によって考えが変わっているのも面白いですね!

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秋の七草の覚え方は歌が簡単!昔の歌人も詠んでいた!?

秋の七草

 

上記で七つの草花を紹介しましたが、有名な覚え方があります!!

秋の七草語呂合わせ

日本の特徴なのか、何かを覚えるときって語呂合わせが好きですよね!
1192年でいい国作ろうなど・・・

秋の七草の場合は「おすきなふくは」です。

お:女郎花

す:ススキ

き:ききょう

な:撫子

ふ:藤袴

く:葛

は:萩

語呂合わせもいいけど、なかなか頭に入ってこない…
やはり、メロディーにのせて歌にして覚えると覚えやすいですよね。

実は、秋の七草の覚え歌があります!

幼稚園や保育園で教わったことがある人もいるかも。
小さい時から歌っていた人は、秋になると自然に口ずさんでしまうほど。

歴史の時代なども歌にのせて覚えましたよね!
それって大人になっても忘れないもの。

歌ってすごいですね。

ぜひ、秋の七草もメロディーに乗せて覚えてみてはいかがでしょうか。

秋の七草の歌の歌詞

せいたかのっぽの おみなえし

はぎ、くず、ききょう、ふじばかま

かくれんぼうの なでしこさん

ススキがみんなを よんでいる

あきのななくさ うつくしい

いろどりに うつくしい

最後に

春の七草を知っている人は多いですが、秋の七草は知らない人がほとんど。
さりげなく歌ってみると、知識がある人だと思われるかも!

秋の季節に口ずさみながら、美しい花たちを鑑賞してみてはいかがでしょうか。

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