「重陽の節句」とは何?別名は○○なんです!

たくさんの黄色い菊の花 季節の行事

日本の五節句のひとつ「重陽の節句」というのはご存知ですか?

まず、何と読むのかも分からない方がほとんどではないでしょうか。
私も、初めて見たときは「じゅうよう?」と読んでいました。

これは「ちょうようのせっく」と読みます。
そして、別名「菊の節句」とも言われています。

五節句のひとつで、9月9日のことです。
これは中国の文化でもあり、日本にも古くから伝わり、松尾芭蕉の俳句でも使われています。

日本人にはあまり知られていないですが、調べてみるととても大事な節句です。
これから中国に行く方や、そうでない方も、ぜひ興味を持っていただけると嬉しいです。

いい機会ですのでご紹介させてください。

日本ではあまり知られていない?重陽の節句はもともと中国の文化

黄色と白とピンクの菊の花

私は昔、主人の仕事の関係で2年ほど中国に住んでいた事があります。
その時に、中国でこの節句を初めて知りました。

それまで日本では聞いたこともありませんでした。

何をするかというと、9月9日に菊を用いて、不老長寿や繁栄を願います。
旧暦で菊が良く咲く時期なので「菊の節句」とも言われているそうです。

中国だけの文化ではなく、実は日本でも昔からある大事な行事でもあるのです。
日本でも、昔は五節句の締めくくりとして盛大に行われていました。

古来中国では、奇数が良い陽数だと言われており、奇数の中でも1番大きい陽数の「9」が重なる9月9日を
「陽が重なる」という意味で「重陽の節句」となりました。

日本では、平安時代に中国から伝わってきました。

そんな昔からあるのに全く知らなかった私。
中国で日本の行事を知るとは思いもしませんでした。

重陽の節句に供えられる食べ物とは?

たくさんの栗

 

秋の食材といえば「栗」ですが、重陽の節句は秋の収穫祭の意味もある為、
収穫された美味しい栗を使った栗ご飯をいただきます。

別名「菊の節句」の他にも「栗の節句」とも言われていました。

あとは秋茄子、食用菊、が定番です。
秋茄子は、焼き茄子にしたり煮びたしにします。

食用菊はおひたし、酢の物、お吸い物が供えられ、菊酒を飲みながら不老長寿を祈願します。
中国では、昔から菊が長寿の花とされていたのです。

他にも、菊は菊花茶といって、お湯を注ぐと菊の花が綺麗に開くお茶を見て、飲んで楽しみます。
食用菊はデトックス効果もあり栄養が豊富です。

昔から食用ハーブとも言われているぐらいです。
普段食用菊を食べる機会があまり無いですが、栄養豊富と聞くと食べてみたくなりますよね。

たまにスーパーで見かけませんか?
味も苦みが少なく、さっぱりして飲みやすいのです。

中国での重陽の節句の過ごし方

黄色い菊の花

家族や親せき、仲のいい友人達と山登りに行く地域もあります。

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私が中国にいた時は、日本人が多く住む地域だったので、あまり目立った動きは分かりませんでしたが、
主人の仕事仲間から「重陽の節句」の話を聞いた事がありました。

中国のかたは派手に盛大にお祝いするのが風習のようで、
いつも以上に家族と触れ合う時間や語り合う時間も多いのかなと感じました。

家族みんなで不老長寿を祈願する。とても素敵な事です。

中国人の友人にも、重陽の節句について聞いてみました。
やはり友人の家も家族でピクニックに行ったり、栗ご飯を食べると言っていました!

その友人は子供の頃は菊のお茶が苦手で、でも不老長寿のお茶だから我慢して飲んでいたそうです。
大人になってから大好物になったと言っていました。

 

重陽の節句の時期にもう一度中国に行ってみたいです。

中国は日本からそう遠くありません。
昔に比べるとだいぶ行きやすくなったのではないでしょうか。

外国に住むなんて想像もしたことのない私が、主人の仕事で中国に駐在するぐらいですから
だいぶ身近なものに感じます。

中国に行った際は、現地の人に話を聞いたり、機会があれば一緒に過ごしてみるのもいいですね。

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