法事での香典の書き方とマナー。知らないと恥ずかしい大人の常識。

生活・マナー

大人になると、参列する機会が多くなる「法事」。とはいえ、しょっちゅうあるわけではないので法事のマナーってわからないことも多いですよね。とくに悩むのが香典袋の書き方ではないでしょうか。

経験しないとなかなか知る機会のない、法事での香典のマナーについてまとめました。

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大人なら知っておくべき!法事での香典の書き方とマナーとは?

「香典」は故人に対する供養の気持ちを表すもので、遺族にお線香や供花の代わりとして渡します。

通夜や葬儀だけでなく、法事でも香典を持参しますが香典が必要な法事は限られていて、タイミングによって書き方も変わってきます。

香典が必要な法事・法要って?

初七日(しょなぬか)…本来は亡くなってから七日目に行う法要ですが、最近は葬儀当日に火葬のあと行われます。
四十九日…亡くなってから49日目に行われる法要

その後の主な法要には一周忌、三回忌、七回忌、三十三回忌法要があります。

法事・法要ごとの香典の書き方は?

香典の書き方は宗派や宗教により変わります。仏教の場合、一般的には四十九日までは「御霊前」、四十九日以降は「御仏前」と書きます。仏教でも、浄土真宗では成仏という概念がないので四十九日前でも「御仏前」とします。

中袋には香典の金額を書きます。最近は通常の「一、二、三…」の漢数字や「1、2、3…」のアラビア数字で書いても問題ないとされていますが、「うちは田舎でマナーに厳しそう」と気になる場合は、昔から常識とされている「壱、弐、参…」の旧字で書きましょう。

仏教以外の香典の表書きは、神道の場合は「御玉串料」「御榊料」、キリスト教の場合は宗派により異なりますが「御花料」が共通して使える書き方です。

知らなくて恥をかいた!法事での香典の書き方失敗談4選

仏教の法事の場合の一般的な香典の書き方をご紹介しましたが、知らずにやってしまいがちな失敗例をいくつかあげます。非常識だと思われないように、以下のポイントを押さえておいてくださいね。

毛筆になれていないから…

普段まったく使うことのない毛筆ですが、香典の場合は毛筆が基本です。ボールペンやサインペンは略式であるので、香典の表書きには不適切です。たいへん失礼な行為にあたるので、必ず毛筆で書きましょう。

ただし、筆ペンの使用はマナー違反ではないのでOKです。筆ペンは100均でも手に入るので、常備しておくと安心ですね。

いつも薄墨

結婚式などのおめでたい行事と違い、葬儀などの弔事では香典の表書きに薄墨を使うのが常識ですよね。

これは「突然の訃報で墨をする時間がなかった」「涙で墨が薄まった」という故人と遺族に対する哀悼の意を表すためのもので、四十九日までの習慣です。

葬儀から時間がたって遺族の悲しみも多少薄まり、あらかじめ決まった日程で行われる四十九日以降の法事では、墨をする時間も十分あるので薄墨は使いません。

ただし、地域によっては仏事には必ず薄墨を使う場合もあるので、参列する地域の習慣をチェックしましょう。

バラバラに出しちゃった…

香典は、「世帯ごと」に渡すのが基本です。夫婦で参列する場合でも、夫と妻でバラバラに香典を出すのはやめましょう。夫婦の場合は、連名ではなく夫の名前で香典を出すのが一般的です。

親族ではなく、夫婦共通の知人などの場合には夫と妻の連名で香典を出しても問題ありません。

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中袋も書くの⁉

香典は表書きだけではありません。中袋にお金を入れて香典袋に包みますが、中袋にも住所や氏名、香典の額の記載が必要ですよ!

これは、誰からいくらの香典をもらったのかを中袋で管理することが多いためです。中袋は読みやすさを優先し、毛筆でなくてもよくて薄墨を使う必要もありません。

サインペンで郵便番号からの正式な住所と氏名、香典の金額を記入しましょう。ボールペンは略式にあたるので、失礼のないようサインペンを使います。

最初から住所や氏名、金額を記入する欄がある香典袋を使えばどこに何を書くのか悩まなくていいのでおすすめですよ。

まとめ

急に参列することになるお通夜や葬儀と違って、前もって日程がわかっている法事では調べる時間が十分にあるので、マナーを守っていないと確実に非常識だと思われて恥ずかしい思いをしてしまいます。

今回ご紹介した香典の書き方の基本と、失敗しがちな例を参考にしてくださいね。

 

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