これから夏にかけて、色々な虫が出てきます。
中でも、昔から人気上位のカブトムシ。
飼いたがるお子さんも多いと思います。
成虫だと、ゼリーや果物を入れて飼育しているイメージですが、幼虫からはどうやって育てるのでしょうか??
特に男の子のお母さんやお父さん、気になっている方も多いはず!!
お子さんの夏休みの自由研究の宿題にも、参考になると思いますよ。
ケース不要!?カブトムシの幼虫の育て方!ペットボトルを再利用
お子さんが突然カブトムシの幼虫を持って帰ってきた場合、虫専用のケースが無い事もあると思います。
わざわざ買うのも…
また幼虫を買いに行ったけど、なるべく費用を抑えたい…
そんな時に活用できるのが、大体どこのご家庭にもあるであろうペットボトル。
特に、2Ⅼサイズのものがおススメです。
また、ペットボトルでの飼育は観察がしいやすいので良いとこだらけなんですよ!
幼虫は壁側が好きなので、ペットボトルの側面に寄ってくるので観察しやすいんです!
また、ペットボトルだとスリムで場所もとりませんね。
そんな便利で画期的なペットボトルケースの作り方をご紹介します。
ペットボトルケースの作り方
①ペットボトルを用意します。
②ペットボトルのキャップから約20㎝程の上部を切り取ります。
③キャップを外しておく。(ケースの蓋になる部分です)
④ペットボトルの下部に8割ほど幼虫用飼育マットを入れる。(飼育マットは幼虫のエサになる)
⑤幼虫を飼育マットの上に乗せる。(乗せるだけで自らマットの中に入っていきます)
⑥ティッシュを挟みながら蓋を閉める。(コバエの侵入を防ぐ為)
カブトムシの幼虫は明るいところが苦手なので、新聞紙や黒画用紙に包むか、段ボールなどで覆ってください。
そして、うす暗い場所に置きます。
マットが乾いていたら霧吹きで水スプレーします。
深いので奥の方まで確認!
深さ5㎝ほどまで指を入れてみる。(まめに観察してあげてくださいね!)
以上です。
どうですか?
凄く簡単じゃないですか?
簡単でコスパ良し!
観察しやすさ良し!
もうこれ以上のピッタリな飼育ケースはないです。
これなら、お子さんでも簡単に作る事が出来ますね。
ちなみに、ペットボトル1本につき一匹を飼育してくださいね!!
初心者向けカブトムシの幼虫の育て方!!腐葉土を使えば間違いなし!
カブトムシの幼虫用の飼育マットが売っていますが、腐葉土でも飼育が可能です。
飼育マットは夏場に多く売られていますが、時期が過ぎると手に入らない!といった事もあります。
そこでホームセンターでも手に入りやすく、コスパも良い腐葉土での飼育をおススメします。
むしろ腐葉土を使用すると、大きく育つそうですよ。
腐葉土の選び方
○殺虫成分が入っていないもの。
○針葉樹を使用していないもの。
○落ち葉100%のもの。
一番のおススメは、飼育用マットと腐葉土を混ぜてあげる事ですが、腐葉土だけでも十分です。
エサ不足チェックの為、マットの上に糞があるか確認してください。(糞は黒色です)
糞を取り除き、新しいマットを入れてあげます。
マットを使用する時は必ずガス抜きを!
○桶などにマットを出し混ぜる。
○2~3日置いておく。
昆虫マットは、ガス抜きをしないと二酸化炭素が発生し、幼虫がマットの上に出てきます。
昆虫マットは、発酵が終わっていない物が多く、
そのてん腐葉土はそういったトラブルが少ないのでおススメです。
初心者の方は是非、腐葉土での飼育から始めてみませんか??
まずは飼育をはじめてみよう!
ここまで読んでもらうとカブトムシの幼虫を育てられる準備ができると思います。
生き物の成長を観察するのは、子供にとってもいい経験になります。
お子さんが飼いたい!と言いだしたら迷わず飼育してみましょう。
家族みんなで観察すると話題も増え、楽しいと思いますよ!