近所からおすそ分けにどうぞ!!と、たくさんの鰹のたたきをもらったけれど、量がたくさんでどうしようか…
夕食に食べようと鰹のたたきを買ってきたけれど、急に出かけることになってしまって…
そんな時は、他の日に美味しく食べられたらいいのに、と思いますよね。
今回はそんな時のために、鰹のたたきの保存方法などについて紹介していきます。
鰹ってどんな魚?
鰹は、春と秋の年に2回旬を迎える魚で、私たちに馴染み深い魚ですよね。
春の鰹は、餌を求めて北上してきた鰹をさし、初鰹と呼び、初鰹を食べると縁起がいいと言われます。
秋の鰹は、北上していた鰹が南に向けて戻っていきます。
秋の鰹を戻り鰹といい、鰹節になるのはこの戻り鰹なんですよ。
初鰹は、あっさりとした味わいで、戻り鰹は脂がのっているのが特徴です。
鰹は、鉄分が豊富で良質なたんぱく質や脂溶ビタミンのA、Dも豊富に含まれています。
鉄分が不足しがちな女性には、たくさん食べてほしい食材なのです。
魚には、血合い肉と呼ばれる部分があり、サバやマグロをお刺身にする場合は取り除きますが、
この部分は鰹にもあり、鉄分が他の部分よりも多く含まれています。
独特のにおいがあり苦手な人もいますが、旬の鰹であればぜひ食べてほしい部分です。
鰹のたたきを冷凍した場合の賞味期限はどれぐらい?
食品を長く保存するには「冷凍保存」がありますよね。
鰹のたたきは冷凍保存が可能なのでしょうか?
スーパーで売られている鰹のたたきは2種類あり、お店で鰹をさばいてたたきを作っている場合と、
冷凍の真空パックの鰹のたたきを仕入れて、お店で解凍して切ってあるものがあります。
ということで、鰹のたたきを冷凍することは可能です。
買ってきたその日に食べる分以外は、冷凍にして保存できます。
そのときに気を付けるポイントは、水分をしっかりキッチンペーパーでとっておくこと。
そのままジップロックなどの袋にいれず、鰹をラップでしっかり包んでおくことです。
また、自宅で鰹のたたきを冷凍した場合は、一週間以内に食べきるようにしたいものです。
家にある冷凍庫は、工場などにある冷凍装置よりも温度が高いのです。
自宅の冷凍庫の温度は、だいたいマイナス15度に対して、工場はマイナス50度と温度がぜんぜん違います。
ですので、自宅で冷凍したからといっていつまでも保存できるものではありません。
一度冷凍したものを解凍してまた冷凍する再凍結は、鰹にかぎらず食材の品質をおとしますので、
一度解凍したものは、冷凍せずに食べきりましょう。
冷凍した鰹のたたきは流水などで解凍をしていきますが、切るのに一番いい状態は半解凍で、
まだ少し凍っている状態が切りやすいです。
鰹のたたきは表面があぶってあり、ぼろぼろとくずれてきます。
身がしっかりしている半解凍で切ると、上手に切れますよ。
冷凍したのかつおのたたきをリメイク!!おすすめレシピを紹介!
鰹のたたきを買うと、ポン酢のようなタレとネギがかかっていますよね。
これ以外にも美味しい食べ方があれば知りたいですよね。
まずは、本場高知県の鰹のたたきを紹介します。
鰹にもひと手間加えます。
解凍したあと、ガスレンジで皮を軽くあぶります。
こうすることによって、香ばしい香りが食欲をそそるはずです。
1センチぐらいの斜め切りをします。
ちなみに、高知ではもう少し分厚く1.5センチに切るそうですよ。
玉ねぎのスライスやニンニクのスライス、みょうがのスライスをたっぷり用意します。
野菜や薬味をたっぷり乗せるのも高知流です。
塩たたきにする場合は、かつおに塩をまぶします。
タレにすだちをいれても美味しく食べられます。
日本人は丼物が大好きということで、たたき丼もおすすめです。
ご飯に、玉ねぎスライスや薬味と一緒に鰹のたたきをのぜます。
タレはポン酢ではなく、醤油・ごま油・みりんでタレをつくり丼にかければできあがりです。
まとめ
鰹のたたきについてお話してきました。
暑いときにさっぱり食べられるのが、鰹のたたきのいいところかなと思います。
特に鉄分が豊富なので、女性にぜひ食べてほしい食材です。
参考にしてみてくださいね。