二日酔いにいいといわれるしじみ。
あさりと違ってしじみのレシピといえば、みそ汁しか思いつかないのですが、
みなさんはいかがでしょうか。
調べてみたら、美味しそうなレシピがズラリと並んでいました。
たとえば、ひじき煮の具の1つとしてしじみをいれて、ひじきとしじみの煮物にする。
このレシピを見て、ひじきもしじみも海の物だから合わないわけがないと納得しました。
ニンジンや油揚げなど、ひじき煮のいつものパートナーも忘れず加えてくださいね。
しじみの佃煮も、ご飯と合いそうなレシピです。
卯の花にいれても、しじみから美味しい出汁がでて、さらにご馳走になります。
そして、和食で忘れてはならないのがしじみの柳川風ですよね。
卵との相性もばっちりで、しじみではあまりないメインのおかずになります。
洋風でいえば、あさりの代わりにしじみのパスタ。
殻ごといれて、白いパスタのアクセントにいいですよね。
ピラフにしじみを入れると、これもいい出汁がでて美味しそうです。
しじみは栄養も豊富で、二日酔いに良いといわれるオルニチンや
疲労回復などに良いといわれるタウリンが含まれています。
これは、某栄養ドリンクにも入っていることで有名な栄養素ですよね。
子どもの成長に必要なカルシウムやビタミンB群、女性が積極的に摂取したい鉄分など、
家族全員で美味しく食べたい食材がしじみなのです。
しじみといえば、みそ汁しか出番がないと思っていたら、いろんな料理に使えるし栄養豊富なので、
早速スーパーにしじみを買いに出かけました。
パックを見ると「砂抜きをしてください」というシールが貼ってあります。
しじみを食べてジャリ!!と砂を噛んでしまったら、美味しさも半減します。
砂抜きの方法をちゃんと知らないなと思い、調べてみたので紹介します。
基本のしじみの砂抜きのやり方!一晩ほどでじっくりと!?
しじみの砂抜きは水道水と塩水、どちらで行うといいのでしょうか。
結論から言うと、真水でもできるが塩水の方が良い、です。
しじみの生態について、軽くおさらいしてみましょう。
しじみは、日本には3種類生息しています。
私たちが食べているしじみはヤマトしじみです。
ヤマトしじみで有名な湖は、宍道湖です。
宍道湖は、海の水と真水が混ざる汽水湖です。
砂抜きをするには、しじみの育った環境に合わせたほうがいいとされています。
なぜなら、真水で塩抜きをすると、しじみのうまみ成分が減ってしまうからです。
なので、しじみの砂抜きは塩水でするのがおすすめです。
しじみの砂抜きの方法~基本編~
ボールに、1リットルの水と3グラムの食塩を入れて、よく溶かしておきます。
ザルにしじみを入れて塩水に浸します。
ボールの底に砂や汚れが溜まるように、ボールとザルの間に隙間ができるようにします。
暗い所で、冬場だと4~5時間、夏場だと3~4時間おいておきます。
砂抜きには意外と時間がかかるものなんですね。
また、砂抜きをしたしじみは冷凍保存もおすすめです。
冷凍することで、しじみのうまみ成分が増しますよ。
上手なしじみの砂抜きのやり方!!短時間でできるポイントを解説!
もっと早く手軽に砂抜きがしたい。
スーパーで買ってきたその日にしじみを食べることはできないのでしょうか。
どうしても、買ってきたその日にしじみレシピを食べたいと思い調べたら、
10分程度で砂抜きができる方法を見つけてしまいました。
まず、用意するのは、平たいバットです。
食塩水は、王道の砂抜きを同じぐらいの濃さで1リットルの水に3グラムの食塩をとかします。
ここがポイントで、食塩水を50度ぐらいに温めます。
温めている間に、バットにしじみを並べます。
重なったりしないことも大事なポイントです。
50度に食塩水が温まったら、バットにしじみが全部かぶらない程度までいれます。
そこから10分程度暗い所に置いておいたら砂抜きはできます。
ただ、全部の砂抜きが完璧にできるかといえば、ジャリっとなってしまうしじみもあります。
やはり、しっかり砂抜きをしたい場合は、王道の砂抜きをすることをお勧めします。
最後に
最後によいしじみの見分け方を紹介します。
パックをゆらして水管が素早く動くかをみてください。
泡がたくさんでてくるものは、元気な証拠です。
栄養があっておいしいしじみ、上手に食べたいですよね。