3月の終わりごろから始まるツバメの巣作り。
昔から、ツバメの巣が軒下にある家は繁栄すると言われています。
実は風水的にもツバメの巣は縁起がいいとされていて、ツバメは知っているのか、
避けなければいけない方角とされている鬼門には巣を作りません。
ツバメが風水を知っているわけがないから、ただの偶然でしょうと思われる人もいらっしゃるかもしれません。
風水は、空気の流れや水の流れる方角などの自然と密接に関係があるので、
ツバメが感じる感覚は風水と似ているのかもしれませんね。
ツバメが巣を作る場所は、かなりこだわりがあるのです。
ツバメは渡り鳥としていろんな場所で過ごしています。
なので、目が肥えているのです。
外敵からどうしたらかわいい雛だちを守れるのかも、ツバメはよくわかっているのです。
暗くてジメジメしたところにはツバメの巣はありません。
人通りがあり、明るくにぎやかな場所を選びます。
明るくてにぎやかなところに巣があるということは、
ツバメたちからここなら安心して子育てができると選ばれた家なのです。
お店でもツバメの巣を大切にしているところがありますよね。
それは、繁盛しているとツバメに認められた証があるからだといえます。
ですが、ツバメの巣があることで、デメリットがないわけではありません。
例えば、糞が道路や家を汚してしまいます。
そこで今回は、ツバメの巣対策の道具と、巣を撤去するタイミングなどについて紹介します。
コスパ抜群!!ツバメの巣対策にはアルミホイルが有効!
縁起がいいと言われるツバメの巣ですが、糞や巣を作る材料である泥や草などで、
家の軒下や道路などを汚してしまいます。
ツバメが一所懸命巣を作っているのに、ほうきなどで追い出すのもかわいそう・・・
何かいい方法があればいいなと思い考えてみました。
ツバメは、キラキラ光るものをとても怖いと思う習性があります。
そこで、キラキラモールを作って巣を作りそうなところに置く方法が有効だと思います。
100円ショップなどで、クリスマスの時期によく売られているキラキラモールを、
巣を作られそうなところにつるしておくのはいかがでしょうか。
キラキラモールがない場合は、アルミホイルで代用できます。
アルミホイルを適当な長さに切ってクシュクシュと丸めて伸ばします。
すると、しわになるので、それをつるしても効果が期待できます。
まだ間に合う!?ツバメの巣を撤去する方法とタイミング!
それでもツバメが巣を作り始めたら、どうすればいいのでしょうか。
答えは、早く巣を壊すです。
作り始めたら、ほうきか棒で土を落としましょう。
ツバメもせっかくいい場所を見つけたのに・・・と壊した横に巣をまた再建築しはじめることがあります。
それを防ぐ対策がいくつかありますのでご紹介します。
まず、風車を取り付けてみる。
これも100円ショップで売っているもので十分です。
なるべくクルクルまわるところに取り付けて、ツバメが怖いものだと認識してくれることを期待しましょう。
あとは、壊した巣の周りにガムテープを貼り付ける。
そうするとガムテープには泥はつかないので、巣を作ることをあきらめてくれるはずです。
縁起がいいものだから、壊したら何か嫌なことが起きるのではないかと心配になりますよね。
ツバメの巣は壊さなくても、カラスや外敵に襲われて壊れてしまうことがあります。
ツバメの巣を壊してなにか嫌なことが起きた、という言い伝えがあるのか調べてみましたが、ありませんでした。
いくら縁起がいいからといって、後始末が大変なのは困りますよね。
ツバメが選んでくれたことはありがたいけど、早めの対策をしておいたほうがいいと思います。
ただ、注意をしなければいけないのが、巣が完成して住み始めたら、
巣を壊すことができなくなるということです。
鳥獣保護法で、ツバメは保護しなければならない「鳥獣」に含まれています。
卵やヒナを傷つけたり捕獲することは、鳥獣保護法違反になる可能性があります。
ですので、巣が完成して住み始めたら、巣の下50センチぐらい下に段ボールなどを設置して
糞の被害が少なくなるように対策し、子育てが終わるまで見守ってあげましょう。
まとめ
ツバメの巣の対策、撤去のタイミングについて紹介しました。
いかがでしたか?
玄関などが汚れるのは困るので、事前に対策をしておきたいところです。
ですが、もしも巣が完成してしまったようなら、ずっと続くことではないですし、
温かく子育てを見守ってあげたいですね。