収入印紙とは?領収書を初めて書く人向けに簡単にわかりやすくまとめてみた!

収入印紙 生活・マナー

副業が公に認められるようになってからというもの、本業をしながら自分の趣味を実益にしている人も増えました。

商品を販売する側になると、収入印紙を貼らなければならない場面に遭遇することがあります。

販売する側になったからと領収書を買ったら、その中に収入印紙と囲ってある場所を見つけ、収入印紙?さてどうする…となったことはありませんか?

今まで領収書をもらったことはあるけど、何か貼ってあったかしら?と不安に思っている人も大丈夫です。

今回は、収入印紙について分かりやすく説明していきたいと思います。

収入印紙とは?領収書に貼るのはいくらから?

領収書と印鑑

収入印紙という言葉をはじめて聞いた方のために、簡単に収入印紙の説明をします。

収入印紙は、印紙税に代表される租税・手数料その他の収納金の徴収の為に政府が発行する証票です。

私達は、契約書や領収書などを作成した場合に、印紙税を納入する義務があります。

ですが、契約書を交わしたり領収書を書いたからといって、必ず全ての領収書に収入印紙がいるわけではありません。

印紙税の課税対象となる契約書や受取書などを課税文書といいます。
課税文書には種類があり、それぞれが文書番号で分けられていて、文書の種類により課税の対象が変わります。

日頃いちばん身近なのが、売上代金を受け取った時に渡す領収書だと思います。

商品販売により印紙を貼る場合は、5万円以上の商品を販売した時に収入印紙が必要になり、金額に応じて必要な印紙の額も変わります。

収入印紙とは?消印(割印)が必要な理由

収入印紙はただ貼ればいいというわけではありません。
収入印紙を貼ったら、必ず消印が必要です。

では、なぜ収入印紙に消印が必要なのでしょうか。

単純に言えば税法で決まっているからなのですが、消印をせずに収入印紙を貼った領収書を渡した場合、印紙を外して再利用できてしまいます。

消印は、何も印鑑ではないとダメということはありません。
印紙が不正利用されなければいいのですから、氏名や商号を書いて印鑑の代わりにすることも出来ます。

その場合、鉛筆や消せるボールペンのように簡単に消して書き換えられるものではなく、消えないペンで署名する必要があります。

また、二重線を引いただけだったり、「印」と書いただけのものは誰が書いたのか分からないので消印とは認められません。

定められた方法で消印がされていない場合、収入印紙の額面金額に相当する金額を、過怠税として徴収されるので注意してください。

収入印紙の消印(割印)の方法については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。

収入印紙には消印(割り印)が必要!印鑑や押し方はどんな方法でする?
「収入印紙に消印お願いします。」「…」 何をどうしたらいいのでしょう? 書類を書くことに慣れている人にはこんなこと! でも、初めて事務処理をする人にとっては謎が多い事務用語。 何がなんやら頭の中は渦だらけですよね。 印...

収入印紙の金額は税込?税抜?どっちの金額を見る?

領収書と電卓

消費税込みだと収入印紙がいるけれど、消費税を入れる前だと印紙は要らないよね…という状況が出てくると思います。

その場合、金額の中に消費税が加えられていた時は、原則として消費税込みの金額で換算します。

しかし、消費税が別記されている場合は、消費税を抜いた金額で収入印紙の額が決まります

こういった理由から、課税文書に記載される金額は税抜き価格を記載することが多くなっています。

消費税が別記される場合があることを紹介しましたが、これが適応される課税文書は、

①不動産の譲渡等に関する契約書(文書番号第1号)

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②請負に関する契約書(文書番号第2号)

③金銭又は有価証券の受取書です。(文書番号17号)

この課税文書に収入印紙を貼るときは、記載金額と消費税の内訳を明確に記載しないと、記載されてある金額の中に消費税が入っていたとしても、全額が収入印紙の対象になることがあります。

ですから、「○○円、そのうち消費税額~円」というように、しっかりと消費税の金額を書く必要があります。

いちばん身近だと思われる売上代金の領収書は、文書番号17号に含まれます。

ですので、下記のように税抜価格と消費税額がわかるように記載すれば、収入印紙を貼る必要はありません。

●領収書の記載例
税抜価格が49,000円で、消費税額が4,900円(10%)、税込み53,900円になる場合税抜額と消費税額を記載した領収書

赤枠の中のように記載がない場合は、収入印紙を貼る必要がでてくるので注意してください。

最後に

収入印紙は、1円超えても貼る額が変わってきます。

中々普段の生活では使わない収入印紙ですから、慣れるまでは難しく感じてしまうかもしれませんが、仕組みをしっかり知って事務処理をしていってくださいね。

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