親の介護を理由に退職!失業保険は適用されるの?生活費はどうする?

小銭の上に立つ人 生活・マナー

日本では高齢者が増えていて、高齢化が問題になっています。
若者が少なくなっているため、近年では老人が老人を介護する「老老介護」という言葉も出ています。

もし、自分の親が病気や認知症になった場合、どうしたらいいか悩みますよね。
介護してあげたい気持ちもありますし、長年勤めている会社を辞めたくないという気持ちもあります。

しかし、色々な家族事情もあるため、最近では親の介護を理由に退職する人も多いです。

会社を退職するとなると、収入がなくなるため不安ですよね。
その為、会社を辞めると国からお金がもらえる制度「失業保険」があります。

その失業保険は、誰でももらえる対象になるのでしょうか。

失業保険の「特定理由離職者」?

失業保険の書類

失業保険の対象者は、以前働いていた会社で雇用保険に加入していた人、
ハローワークを使って再就職しようと思っている人、
いつでも就職できる能力があるのに仕事がない人…など、一定の条件があります。

この条件からみると、再度働く気持ちがないと、基本的には失業保険は適用されないということです。
ですが、親の介護によって退職した場合は、「特定理由離職者」と認定される可能性があります。

 父若しくは母の死亡、疾病、負傷等のため、父若しくは母を扶養するために離職を余儀なくされた場合又は常時本人の看護を必要とする親族の疾病、負傷等のために離職を余儀なくされた場合のように、家庭の事情が急変したことにより離職した者

出典元:ハローワークインターネットサービス

特定理由離職者と認められるには、要介護認定などの公的な書類をハローワークに提出する必要があります。

また、書類を提出さえすればいいというわけでもなく、様々な状況から判断されるので、
親の介護を理由に退職した人全てが、特定理由離職者と認められるわけではありません。

案外多い?親の介護を退職の理由とするケース!

車いすの人の手をとる人

もし、親が地方にいて、都内で働いている場合、
一度会社を辞めて実家の近くで再就職しようと考えているのであれば、失業保険は適用されます。

その場合は、ハローワークへ行って失業保険の申請手続きが必要です。
その後、ハローワークで登録されてから、7日間は失業保険を受け取ることができません。

7日間は待機期間で、本当に失業状態かどうか調べるそうです。
失業認定を受けてから、失業保険のお金が振り込まれます。

失業保険の手当てを受けられる期間は、離職の翌日から1年間です。
その為、退職をし、再度働きたいと思っている方は、早めにハローワークへ行きましょう。

 

また、退職の理由が親の介護の場合で、特別理由離職者と認められなかった場合は、
失業保険をもらえる期間が短くなる可能性があります。

会社都合でやめた場合と、自己都合でやめた場合によって、待機期間も異なってきます。

会社が倒産した場合や、賃金未払い等、会社の都合によって退職した場合は、
待機期間7日間で失業保険を受給できます。

しかし、自己都合の場合は、待機期間7日間と、
給付制限期間3か月がたった後に失業保険を受給できるようになります。

このように、理由によっては3か月も受給できない可能性があります。

親の介護という理由の場合は、もしかしたら正当な理由とみなされて、
給付制限期間3か月がなくなる場合もあります。

しかし、ほかに介護できる人がいた場合や、やめる必要がなかったとハローワークが判断すれば、
自己都合による退職になってしまいます。

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どちらにしても、退職後すぐに失業保険の手続きをおすすめします。

どうしてる?親の介護で退職した人が生活費をやりくりする手段とは?

給料明細と万札

会社を退職すれば、収入はなくなります。
皆さん生活費をどのように捻出しているのでしょうか。

 

介護生活になると、生活費の他に介護にかかわる費用も出てきます。
多くの人が介護費用を心配されますが、40歳になると、必ず介護保険に加入し保険料を支払っています。

介護保険を利用することにより、
介護サービスを受けた場合の自己負担額は1割と、利用者に優しい制度となっております。

どんな人でも自己負担額が1割ではなく、場合によっては2割、一部サービスは3割の場合もあります。

負担が少なくなるからと言っても、毎月お金がかかります。
ほとんどの方は、親の年金や貯金でやりくりしているようです。

年金や貯金では足りない人は、フルタイムの仕事ではなく、パートやアルバイトをして補充しています。

まとめ

今は、介護休暇が認められている会社が多くあります。
介護を理由に、時短申請が認められているところもあります。

退職を考える前に、自分の会社の介護制度を確認することをおすすめします。

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