妊娠中の辛い症状といえば、つわりですよね。
妊娠中のつわりは、早い人で5週目頃から始まり、妊娠5か月ぐらいで自然におさまると言われています。
つわりの時期には個人差があり、症状も様々です。
今回は、つわりのメカニズムや、つわり軽減方法などをお話していきます。
つわりの原因は!?
つわりといえば、吐き気・嘔吐・食欲不振が主な症状ですが、他にも、唾液の増加や頭痛・めまい・体のだるさなどを訴える妊婦さんもいます。
朝目覚めた時の空腹から気持ち悪くなることが多いことから、「morning sickness」と外国ではいわれています。
つわりの原因は詳しくわかっておらず、妊娠によってホルモンバランスが崩れたためにおこるのではないかと言われています。
他にも、原因だと言われているのが、ビタミン不足や精神的な影響です。
ストレスが多くなると、つわりがひどくなると考えられています。
できるだけ無理をせず、リラックスして過ごすことがつわりの軽減に役に立ちます。
つわりの期間はいつからいつまで?平均は?
つわりの時期は、早い人で、妊娠成立直後でもある5週目~6週目からおきます。
つわりが楽になってくるのは妊娠12週ごろからが多く、あれ?最近つわりがなくなったかも・・・と思うのが妊娠16週だと言われています。
妊娠16週というのは妊娠5か月のころで、世間でいう安定期というのは、つわりが自然におさまってくる時期をさすんですね。
ただ、つわりには個人差があります。
つわりを全く感じない人もいれば、出産を迎えるまでつわりに苦しんでいる人もいたりします。
つわりが長期化すると妊娠悪阻となり、点滴など治療が必要になってくることもあります。
水も飲めないぐらい吐き気がおさまらなかったり、つわりが妊娠5か月をすぎてもあり、どんどんひどくなってきた場合は、我慢せずに産婦人科の受診をおすすめします。
つわりは、お腹が減っているときに起きやすいと言われています。
そこで、つわりを軽減する方法として、食事の回数を増やしてちょこちょこ食べることもおすすめです。
朝起きてすぐに気持ち悪くなることもあるので、枕元につまめるものを用意して寝ておくと、朝の気持ち悪さ対策にいいですよ。
あわせて知っておきたい!つわりのピークはいつからいつまで?
つわりのピークは、妊娠8週目から10週目あたりだといわれています。
つわりがひどいときは、これがずっと続くの?と不安になり、イライラがつのってきたりします。
たいていの場合は、つわりは自然とおさまってくるものです。
つわりを軽減できる方法をたくさん知っておくと、自分に合ったものを探すことができます。
食事の回数を増やすほか、食事のにおいが気持ち悪く感じてしまう場合は、食事を冷やして食べると匂いが気にならなくなったりします。
他には、酢の物などのすっぱい食べ物が、つわりのときでも食べやすかったと先輩ママさんたちも話をしています。
つわりで吐き気がおさまらないから、食事をやめてしまったり、水分を控えたらマシになるのではないかと考えがちですが、これは体調を崩す原因になります。
特に、水分は普段よりも多くとることを心がけましょう。
一気に飲むと吐き気がでてきますので、食事と同じようにひとくちずつゆっくりと、ちょこちょこ口にいれるようにしましょう。
最後に
働いている女性にとって、一番の悩みが職場にいつ伝えるかですよね。
安定期に伝える人が多いですが、長時間立ち仕事があったり、
力仕事がある職場の場合は、早めに伝えてサポートをお願いすることも必要です。
つわりは、不安やストレスが大きくなると、ひどくなる傾向があります。
周りのサポートを得ながら、リラックスしてマタニティライフを過ごしたいですね。