赤ちゃんは、とても汗っかきですよね。
そこで気になるのが水分補給の仕方。
お店のベビーコーナーにいくと、赤ちゃん用の麦茶がたくさん売られています。
パッケージをみると、生後1か月から飲むことが可能と書いてあって、
育児が初めての時は、ミルク以外にお茶も飲ませないといけないの?と慌ててしまいました。
初めての育児に奮闘しているママの参考になるように、赤ちゃんの麦茶についてまとめてみました。
赤ちゃんに麦茶を飲ませ始める時期
結論からお話をすると、離乳食が始まるまでは、麦茶などの飲み物をあげる必要はないと言われています。
母乳やミルクで、十分水分が補給できているからです。
麦茶以外の水分補給といえば、イオン飲料も含まれますが、これも離乳食が始まるまでは飲む必要がないです。
そういわれても、ミルクや母乳だけで夏場は大丈夫なのか?と気になるかもしれません。
赤ちゃんは、母乳やミルクで栄養補給をしています。
母乳やミルクをあげるまえに麦茶を飲ませてしまうと、お腹いっぱいになってしまい、
母乳やミルクの量が少なくなる可能性があります。
赤ちゃんのお腹は小さいですから、飲める量にも限りがあります。
離乳食が始まったら、コップ一杯飲ませていいのかといわれたら、
これも他の離乳食と同じように、最初はひとさじからスタートしましょう。
離乳食は、5か月ぐらいからスタートすることが多いです。
アレルギーなどが心配な場合は、医師に相談して麦茶も含めてスタートさせましょう。
濃い麦茶はNG!?赤ちゃんに飲ませるときは薄めるのがいい?
赤ちゃん用の麦茶と大人用の麦茶は、何か違いがあるのかといえば、成分的にはほぼ変わりがありません。
違いは、麦茶の濃さです。
赤ちゃん用の麦茶は、赤ちゃんが苦手とする苦みを抑えてマイルドな仕上がりになっています。
大人の麦茶を最初に飲ませて、苦いからそのあと全然飲んでくれないと困りますよね。
最初に麦茶を飲ませるときは、大人の麦茶の2~4倍薄めてあげるのがいいです。
どれぐらいがいいのかよくわからない場合は、一度赤ちゃん用の麦茶を味見してみることをお勧めします。
赤ちゃんの好みを知ることはいいことですよね。
また、お茶であれば、ほうじ茶や緑茶でもいいのではないかと思うかもしれませんが、
麦茶は、他のお茶と決定的に違う点があります。
麦茶にはカフェインが含まれていません。
カフェインは、コーヒーなどに含まれる成分で、
多く摂取するとめまいや動機などを引き起こす原因になるといわれています。
妊娠中から、カフェインを控える生活を意識しているママも多いですから、
引き続き赤ちゃんにもカフェインレスの生活をさせてあげたいですよね。
麦茶を作るのが不安ならコレ‼赤ちゃん用の市販品紹介!
赤ちゃん用の麦茶は、大きく分けて3つの種類があります。
その時の状況に応じて選ぶのがいいですよ。
まずは、ペットボトルタイプなどのそのまま飲めるタイプ。
例えば、大人用と同じように、ペットボトルで500ミリリットルサイズがあります。
ですが、お出かけするときに、500ミリリットルを持ち歩くのは大変。
大人ならすぐに飲んでしまえるサイズですが、赤ちゃんなら多すぎますよね。
そんな時は、飲みきりサイズの紙パックの赤ちゃん麦茶がおすすめです。
125ミリリットルですので、小さな缶コーヒーと同じぐらいの量です。
紙パックタイプは持ち運びも便利なので、私も子供が小さい頃よく使いました。
ただ紙パックタイプで注意したいのが、飲む瞬間の吹きこぼれです。
赤ちゃんは紙パックをギュッと掴んでしまうので、中身がストローから吹き出てしまうこともしばしば。
ですので、紙パックをセットするホルダーもあると便利です。
次に、サッと溶けるパウダー状の麦茶です。
粉ミルクと同じように、水に溶かすタイプです。
これは、溶かすという作業が面倒ですが、赤ちゃんが飲む量だけサッと作れるところがいいところです。
哺乳瓶やマグで水分補給する赤ちゃんに、特におすすめです。
お出かけの時にはスティックタイプのものをもっていくと、かさばらずに便利です。
次は、煮出し用のお茶パックタイプです。
大人用と同じように、お湯を沸かしてお茶パックをポンといれればできあがりです。
家でがぶがぶのみたいときには、これが一番経済的だといえます。
前にお話した通り、大人用の麦茶よりも、苦みを抑えてマイルドな味に仕上がりますので、
麦茶の苦味が苦手な場合は、大人も一緒に飲んでもいいですよね。
赤ちゃんは、ママやパパと同じものを食べたいって興味をしめしますしね。
赤ちゃん用だけで作りたい場合は、1日500ミリリットルを目安にして1日で使い切り、
翌日まで残さないようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんの麦茶についてお話しました。
なかには、麦茶が苦手な赤ちゃんもいるかもしれません。
その場合は、離乳食と一緒で、焦らずに赤ちゃんのペースで飲ませていってあげて下さいね。